週間DK・7/29/16

ぎりぎり今週号の直前に間に合わせた…(滝汗

元記事


パッチを素早く、またはゆっくり、当てる事
バランスパッチを頻繁に行う事、またはバランスパッチを当てないも同然にする事、どちらの方がより良いか?と言う事に関する議論が沢山あることに気づきました。面白いことに、僕達のコミュニティはどちらかと言うと後者寄りに見受けられます。例えば去年とくらべてみると、これは当時のコミュニティから出てた意見と正反対なのです。この議論はプロの間でも行ったり来たりしているのも見てきました。例えばKeSPAプロが最初に参戦した時は、多くの意見が「どうせプロは自分で全部理解できるようになるし、どんな時でもゲームにパッチを当てる理由が全くないから絶対パッチを当てなくても良い」との事でした。最近ではこのような意見はプロからほとんど聞こえなくなりました。

これに関する僕らの以前のスタンスはWoLやHotS初期では絶対パッチを当てない方に寄っていました。しかしHotS後期からLotV初期あたりから、この考えが経験を積むことによって変化してきました。この質問の正しい答えは「実際はその問題による」事だと今は信じています。

例えば、何かが強すぎると思われていても試合を面白くするならば、もう少し時間を置いてプレイヤー達が独自の解決法を生み出すかどうか静観する事が出来ます。これの良い例としてはMarineドロップやRavagerが強すぎると見られても、プレイヤーが独自の解決法を見いだせるか今しばらく待てるのです。その理由としてはゲームをより活発にするユニットや戦略は遊ぶ側にも観戦する側にもより面白みを増すからです。

逆に、WoLで見たBrood Lord/Infestorの問題については、各試合がどんどん陳腐になってしまうのでより早く行動を起こさねばならないと考えています。HotSで起こったSwarm Host問題もこれに似たような問題であり、韓国のトッププロが当時はSwarm Hostにバランス問題は無いと言っていましたが、僕らはユニットの弱体を押し切る事にしました。(これは手詰まりになる展開の試合は主に韓国以外で見受けたからです。)

そしてここ数週間議論してきたように、僕らが現在みている問題、例えばUltralisk・Adept・Liberator・Warp Prism等の問題は、前者に当てはまると思います。なので、本当に強すぎたと判明した場合に備えて解決案を議論したりテストしたりする作業は絶対行うべきなのですが、これらは時間をかけ評価を下すことが出来る問題であり、プレイヤーに独自の解決法を生み出す可能性を考え時間を与える事が出来るのです。

よって、この特定のシナリオにおいては、変更の一覧を確定する前にプロの意見を待つ事ができ、その後もゲームに早急にパッチを当てないにしろ、すぐにバランステストマップを実施する事ができるのです。

 
提案された変更に関するプロの意見
KeSPAは現在っ今週末IEM上海で行われるプロリーグの決勝戦の準備をしているため、全所属選手の意見の聞き込みまで手が回っていません。でも、来週この情報が入り次第みんなに是非お伝えしたいと思います。ただ、昨日彼らと短いながらも会話した感じでは、一番の問題はMedivacからシージモードで落とされるSiege TankがもたらすTvZ関連っぽかったです。僕らは確実に今週末、プロリーグ決勝とIEMの試合の両方を注意深く観察するように努めます。

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